こんにちは。
皆様は、初めて会った相手の第一印象をどうやって決めていますか?
意識して決めている方、無意識に決まってしまっている方、その決め方は色々なタイプに別れると思います。
今回はその第一印象を与える要因の1つとして大事な部分、眉毛についての記事です。
眉毛と言われても特にピンと来ない方がいるかも知れませんが、眉毛は人に与える印象において、とても重要な役目を担っています。
言い換えれば、眉毛をしっかり自分の味方に付け、さらにそれをコンロール出来れば、相手に与える自分の印象を簡単にコントロール出来る事になるのです。
デキる男?
優しい男?
それとも、
カッコいい男?
はい、、何だって与えていきましょう。
では解説していきます。
そんな大事な眉毛を整える術。
是非参考にしてみて下さい。
さて、整える前に知っておきたいのがそうですよね、皆さん気になる、
「どんな眉毛がいいの?」
ここが大事ですよね。
そこでどんな眉毛があるのか、簡単にタイプ別で分けてみました。
最初は、形についての違いを。
·ナチュラルバランスタイプ

(手書きですみません)
濃すぎず、太すぎず、ナチュラルバランス眉は、
自然な印象を与えます。第一印象で、眉毛にあまり目がいかないことも特徴です。
·太めタイプ

あまり眉毛をつついてない?? と思われがちな太め眉は形に角がないため、まろやかで優しい印象を与えます。若干やぼったさも?与えがちです。
·たれ眉タイプ

眉尻が下がったたれ眉は、少し頼りない印象を与えてしまいますが、 気の強い女性には意外とうける眉毛なので(笑) あえて狙っている方も多いです。
·つりタイプ

キリッとつり上がった眉は、男性らしく強い印象を与えます。頼りがいがあると思わせられるので、仕事でも活躍出来そうな眉です。
そしてその形の次は、厚さのタイプ別について。
濃く太い眉毛のメンズは、目力も強く野性的な印象を与えます。
ただし、太すぎると少し野暮ったさが出てしまう場合もあるので要注意です。
薄く細い眉毛のメンズは、シャープで中性的な印象を与えます。
ただし、あまりにも薄くしたり細くしたりしすぎると少し強面なヤンキー系といった印象を与えてしまうかもしれないので、そこも要注意です。
こういった事をふまえて、まずは自分が現在どのタイプにあてはまっているのか、そしてどのタイプになりたいのか、どのタイプが似合うのかを検証することが大事です。
そこは人に相談したりして、 自分を客観視してくれる方の意見を取り入れるのも良いと思います。
さあ、それではお待たせしました。
整えていきます。
まずは準備する道具からです。

基本的にはこちらのセットがあれば十分です。
1、ハサミですね。

眉切りバサミといって、刃も小さく小回りがきく専用のハサミ。これが無いと、どんどん伸びてしまいます。
厚さを整えるのにも使います。
次に、眉ブラシ

ブラシとコームが左右についているもの。
これで毛流れを整えたり、寝ている眉毛を起こしてハサミで切りやすくします。
次のアイテムは個人に任せますが、必要の無い毛を処理するもの。

これは電動眉カットの機械です。
値段は確か1000円位です。
(値段は大体なのですみません)
僕はこれを使っているのですが、場合によっては毛抜きなどで対応するのも良いかと思います。
これには一応種類がありまして、

刃の短いものもあります。
並べてみると、

これくらいの差はあります。
失敗しないためには、最初は短めのタイプを選択することをお勧めします。
後は非常に細やかな配慮が要求される技術です。
なのであったらいいと思うもの。
なるべく見やすい、安定した体制の取れる、

スタンドミラーも必要です。
そして始める前に、ここだけは絶対に守ってほしい、いわば “約束” みたいなお願いがあります。
それは、
絶対に時間に余裕を持って整えて下さい!
何故なら失敗が許されない位、外見の第一印象において大事なポイントです。慣れるまでで良いです。いつもとは言いません。慣れるまでは、ゆっくり、焦らず、落ち着いて整えましょう。
それでは、整える方法を画像付きで解説します。
最初は、毛流れを整えます。

ブラシ側を使って眉頭から外側に外側に整えます。この場合

こちらの向きでも構いません。
続きまして、厚さの調節です。
この時はコーム側を使い、毛の根本を起こす様に入れます。

ふさふさで前に出ている眉を、

コームを使って起こし、長さの差を無くします。
それ以外の所は切らない様にする、いわゆる安全の為でもあります。
コームから出ている所だけを切ります。

眉毛が上に向かって生えている方もいるので、難しいと感じる方は、コームを上から、

この角度で起こすのも良いと思います。
そして、眉バサミでカット。

何度でも言います。
慎重に、ゆっくりお願いします。
そして、形を整える、電動カミソリ。

こちらも失敗してしまう可能が大ですので、

この方向に進むのはNGです。
ダメです。
形が崩れない様にシルエットの外を、
ギリギリは危ないです。

内に内に剃ってください。
進める方向は眉尻から内にです。
そうすると根元ギリギリで剃れるので、剃った後が見えづらくなります。
さあ、これで何となくイメージが湧いたのでは無いでしょうか?
それでは最後に、実際のスタッフにモデルになってもらい、印象の与え方を変えていきたいと思います。

彼、眉毛と眉毛の間の毛は普段から剃っているのであまり無いですが、かなりつり上がって眉尻が急激に落ちています。
少し強く、やんちゃな印象を与えます。
ですので、ナチュラルタイプに持っていきたいと思います。
それでは早速。
まずは厚さを整えます。
全体的に少し厚いのと、眉頭寄り、中央寄りの方が厚いので多目に取ります。
次に形を決めていくポイントを決めます。
最初にポイントを決めないと、途中で方向性を見失う可能性もありますし、出来るだけもともと生えている眉毛を利用した方が自然に近づけます。

眉山を削り、一番上に来るラインをを下げ、つり上げて見えるシルエットを滑らかに。
後はいらない部分を電動カミソリで剃ります。
こちらが、before

そして、after。

スッキリとしましたね。

前から見ると、

まろやかになりましたね。
こういった感じで印象を変えるのに、眉毛はとても重要な役割を持っています。
大事に扱って、今後の自分にプラスになるように整えましょう!!
最後になりましたが、
ずっと鏡と向き合って切っていると、どんどんバランスがわからなくなってしまいます。これは眉毛を整え初めの方にありがちな罠ですが、そんな時こそ、この記事を思い出して下さい!
一度グラスに水を注ぎ、一口飲みます。
そしてもう一度鏡の前に。
そしてこれが大事です。
少し鏡から離れて見て下さい!
とても重要ながコツです。
眉毛は必ず時間に余裕を持って整えて下さい。
慣れるまでは必須項目。
それくらい印象を与える物において、重要な役割果たすからです!
ちなみに、番外編も。

これ、実際に本人も悩んでてどうしようもできないのですが、ちょっとぼやっとしてしまい、強い印象を与えるづらくなります。
こういった場合は、

こちらは難易度が高いので、気になる方は参考にしてみて下さい。
まずは、どうしてと眉毛に穴が空いている方。
眉ペンで埋めます! 少し埋めるだけでも、

何か目が輝いて見えます!
これも大事な技術の1つです。
濃く描きすぎないのがコツです。
そして、こちらのパターン。

ヘアカラーがかなり明るい場合。
この場合は、黒々した眉毛だと、眉毛に目がいってしまい、かなり浮いて見えます。
その対処方は、

眉毛のトーン(彩度)を明るくします。
そうすると、眉毛に目がいかずに、ナチュラルな印象に近付きます。
こういったパターンもありますので、ご参考までに是非!!
それでもまだまだ不安だと思う方は、実際にサロンにお越し下さい。
air では、トータルビューティーを常に考えていますので、スタッフが一人ひとりに合わせてアドバイスさせて頂きます!
それでは、眉ライフをコントロール出来る事を祈りまして、終わります。
最後までお付き合い頂きありがとうございました。
この記事を書いた人
air-GINZA tower 久本芳生