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ご自宅でできる、セルフ刈り上げメンテナンスと、【必見】正しいシャンプーの仕方と、薄毛の原因とアドバイス! 2020.08.06
こんにちは!
air-GINZA centralスタイリストの鎌田優子です。
今日は、セルフ刈り上げのやり方と、
自分でできる正しいシャンプーのやり方を伝授させていただきますね!
最近のご時世、なかなかタイミングよく美容室に来られなかったり、
急遽身嗜みを整えなければいけない時のために、
最初はご自分でのツーブロックの整え方を載せますね!
まず、いつも刈り上げしているところを残して、他の毛はピンやダッカールで留めておきます。
そしたら、
お手持ちのバリカンに、お好みのミリ数のアタッチメントを設置。
お客様によって、3ミリだったり6ミリだったり9ミリだったり、
仕上がりの刈り上げ具合は様々です☆
そしたら、アタッチメントを装着したバリカンを、地肌にしっかりとあて、刈り上げます。
耳周りもしっかり刈り上げたいので、空いてる方の手で、
耳をたたむようにします。
完成です☆☆☆
もしできるなら、
刈り上げのミリ数が長いと、もみあげ部分がすぐ伸びてきちゃって嫌だなーという方は、
コームをあてて、
上からアタッチメントを付けないバリカンや、うぶ毛剃りのシェーバーなどで、
出てきた毛を剃ってあげましょう!
ツーブロックの刈り上げが伸びちゃったけど、タイミングよく美容室に行けないときは、
ぜひお試しください☆
つづきまして、
ご自宅で普段のご自宅でのシャンプー、
どんな風にしてますか?
●チャチャっと早シャンプー!
●爪を立ててゴリゴリサッパリー!
●リンスはベッタリー!
なーんてやり方、してませんかー?!
今日は、日々のバスタイム豆知識として、
【簡単!正しいシャンプーの仕方】
【意外とやってる、間違ったシャンプーの仕方】
そして、
・薄毛に悩んでいる人
・まだ悩んでいないけど悩む前にできること
お話ししていきたいと思います!
読んでいただいたら、ぜひご家族にも教えてあげてくださいね^ ^
まずは、
①濡らす
シャンプーをつける前に、シャワーで髪や地肌を濡らすと思いますが、
適正な時間は、
【約1分半】
髪だけでなく、頭皮もしっかり濡らします。
この〈濡らす〉行程で、
約7割〜8割の汚れは落ちちゃうんですよー!!
20秒くらいで、チャチャと濡らして、
ハイ、シャンプーつけてます!と言う人も少なくないはず…
結局しっかり濡れていないと泡が立たず、
摩擦で髪が傷んだり、
シャンプーの量をたくさん使ってしまい、
・・・経済的に勿体ない!笑
泡立ちやすくするためには、
まずシャワーヘッドを地肌に近づけ、
地肌からしっかり濡らします。
およそ〝38度〜40度〟が適温。
特に乾燥肌の方、頭皮トラブルがある方は、
41度以上の熱いお湯は、必要な油分まで落としてしまい、余計乾燥してしまいます。
食器洗いの時を思い出してください。
熱いお湯だとお皿や鍋の油汚れは落ちやすいですが、
手はめちゃくちゃ乾燥しますよね?!
熱いお湯でサッパリしたい気持ちもわかりますが、少しずつ適温に慣れていきましょう!
逆に35度など、ぬる過ぎると皮脂が落ちにくくなるので、
やはり38度〜40度が目安です。
〈濡らす〉行程は1分半を目安に、
しっかり地肌と髪を濡らしましょう!
②シャンプーをつける
一度に多くのシャンプーを髪につけると洗い残しの原因となり、
フケなど頭皮トラブルの原因となることがあります。
シャンプーの原液を頭に直接つけると、頭全体にまで行き渡らないし、洗い残しやすくなります。
頭皮が痒くなるなどのトラブルの原因にもなるかも・・・!
また、シャンプーで一番洗わないといけないのは実は頭皮。
なので、泡立てたシャンプー剤は、髪の毛ではなく地肌に直接つけるのがポイントです。
(スタイリング剤が多くついている場合はシャンプーを2回してもOKですが、
その場合、1回目のシャンプーは軽くにしてくださいね。)
それではシャンプーをつけましょう!
そこで気をつけていただきたいのが、
1.頭につける前に、手のひらの上で泡立てます!
まずは500円玉くらいを手に取ってみましょう☆
2.泡だてたシャンプーを地肌につけましょう。
3.水分と空気をしっかり含ませ泡だてます。
(玉ねぎを切る時みたいな猫の手にしながら、グーパーグーパーと、握ってひらいてを繰り返すと、空気が含まれ、きめ細かく泡立ちます←髪が長い人は、毛先を巻き込みながら、髪全体を揉み込むように泡だてましょう!)
③マッサージする
できれば、【2分半】ほどマッサージするのがオススメ!
地肌を指の腹でマッサージするように洗ったりジグザグに動かして優しく洗います。
爪でゴシゴシ洗うと当然、頭皮に傷がつきます。
目には見えなくても無数の細かい傷ができて、
最悪の場合、爪からバイ菌が入って化膿するケースや、
カラーやパーマの時に薬がしみたりする原因にもなります。
かゆみ、抜け毛など頭皮トラブルの原因になるので、
指の腹で洗うようにしましょうね!!
そして流すときは地肌近くにシャワーをあてて、
指で髪を掻き分けながら、流し残しのないようにしっかり流しましょう。
④リンスorトリートメントをつける
リンスやトリートメントは、頭皮にはつけず中間から毛先中心につけましょう!
男性の短い髪(3センチ未満)ではむしろリンスをしない方がいい場合も多いですが、
その場合は、頭皮ケア用(地肌につけるトリートメント)を使うのがオススメです!
リンスやトリートメントに含まれる大量の油分は
頭皮の毛穴つまりを引き起こす恐れもあるので、
間違った方法を繰り返していると、シャンプー以上に頭皮の大きなダメージの原因になってしまうので、
正しい使い方をしてくださいね^ ^
そして、
⑤タオルドライ
手で水気をある程度切ったあと、
タオルでしっかり地肌の水分を拭き取ります。
※男性の中には、乾かさないという方も多いですが、
髪や地肌を濡れたまま放置することは、
菌を繁殖させ、嫌な臭いを発生させる原因になると言われています。
また、髪のキューティクルが開いて、
髪を弱い状態のまま放置することにもつながり、髪が傷む原因になります。
短い髪でも、地肌からしっかり乾かしましょう!
☆そしてここで豆知識☆
シャンプーは朝よりも夜がおすすめ!
頭皮には太い血管が通っていないので、
寝ると温度が下がり、昼間の汗や皮脂が固まって落ちにくくなってしまいます。
皮脂の多い人は臭いの原因にも…(T_T)
しかも、睡眠中は髪が伸びる時間帯なので、
毛穴が詰まっていると、健康な髪が伸びるのを妨げてしまうのです!
夜のうちに、1日の汚れをスッキリ流し、
朝、洗面台で濡らして寝癖を直す…という方が良さそうですね☆
そしてここからは、
☆薄毛を気にする方へのアドバイス☆
薄毛の要因というと、皆さん『皮脂による毛穴詰まり』が思い浮かぶのではないでしょうか?
なので、薄毛を気にする人ほど皮脂が残らないよう、頭皮をゴシゴシとしっかり洗う傾向がありますね!
でも!
皮脂を取り過ぎることが、頭皮にはよくない場合も考えられます。
①髪に栄養がいきにくくなる。
皮脂を根こそぎ取ってしまうことで、身体が皮脂を生産することばかりに必死になり栄養が偏ります。
その結果、髪の毛に十分な栄養がまわらなくなり、髪がやせ細ったり、抜けやすくなったりしてしまう可能性があるんですって!
②洗い過ぎによって頭皮が乾燥してしまう。
ここでいう〈乾燥〉とは、皮脂ではなく〝水分〟が足りない状態のことを言います。
頭皮が乾燥すると、ホルモンバランスが崩れ、
今度は脂を過剰に分泌してしまうので、
結果、水分は乏しいのに、皮脂だけは余分にあり、バランスの悪い頭皮状態になってしまうわけです( ̄◇ ̄;)
そうなると、脂の過剰分泌を気にしてまた洗い過ぎて、さらに頭皮のバランスが崩れていく…(T_T)
という悪循環に陥ることにもなります!
頭皮の水分と皮脂のバランスを適切な状態に保ち、
頭皮に刺激の少ない正しいシャンプーを心がけてみてくださいね^ ^♪
air-GINZA centralスタイリストの
鎌田優子でした!